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小越 建典

AI音声が社会課題を解決する



CoeFontは2021年にリリースされたAI音声プラットフォーム。音色や高さなど声の特徴を、活字の「フォント」と見立てて、誰もが利用できるAI音声を作成します。音声合成には、従来10時間以上の収録を必要としていたそうですが、当サービスでは15分で完了。その人の声にそっくりで、自然な発声でテキストを読み上げる「CoeFont(AI音声)」ができあがります。

また、ALS(筋萎縮性側索硬化症)の患者など、声を失う可能性を持つ人には無償で「CoeFont」を提供。2021年11月にALSであることを公表したデジタルハリウッド大学杉山和之学長の声を、過去の講演などの音声からAI音声化しました。

同社は、高性能で手軽に利用できるAI音声によって、音声コンテンツ市場の拡大を図ると同時に、音声でできる支援を通じて、さまざまな形の社会実装を模索します。


AI音声プラットフォーム「CoeFont」、デジタルハリウッド大学と共同で、杉山学長の”過去の音声”から、AI音声の生成に成功

 

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