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terra°ce lab

小越 建典

現在地の高さがわかると何ができる?


垂直測位

MetCom社の「Pinnacle」は、現在地の高度を特定する「垂直測位」のサービス。地図アプリなどで広く利用されるGPSは、平面の位置特定は可能ですが、高さは測れません。「Pinnacle」とGPSを組み合わせることで、3次元の測位が可能になります。 測定に利用するのは、多くの機種が搭載するスマホの気圧センサーです。御存知の通り、高度によって気圧は変わります。裏返せば、気圧がわかれば高度がわかるということ。この関係は、例えばヘルスケアアプリで移動の高低差を示す機能などに利用されています。 しかし、気圧は同じ場所でも、天気によっても変わります。高さの座標を正確に測るために、各地の基準点に固定された気圧計を設置。スマホの気圧センサーと比較して、測位する仕組みを採用しました。誤差は2〜3mなので、商業施設などのフロアは、ほぼ間違いなく特定できます。 例えば、110番、119番など緊急通報の際に、フロアを特定できれば、対応に大きく役立ちます(米国ではすでに発信地の高さの通知が、通信会社に義務付けられている)。 他にも、乗換案内の精度向上、3次元位置ゲームの実現、ビルの人流の把握、ドローンの運行管理など、幅広い用途が見込まれます。 2022年12月現在、東京エリア、大阪エリアでサービスを提供。提携するパートナー企業の商品、サービスに垂直測位を提供して、あらゆる領域に事業を拡大していきます。みなさんのビジネスでも活用の可能性がないか、いちど検討してみては? GPSを補完する都市型位置情報インフラ https://metcom.jp/


 

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