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terra°ce lab

  • 小越 建典

スマートなアイデアでQOLを改善


DFree

「DFree」は、膀胱の状態をリアルタイムで把握し、尿トラブルの解決をサポートする画期的なデバイス。排せつは個人の生活と健康、尊厳に関わる問題であり、スマートなソリューションに期待が高まっています。 「DFree」を下腹部に装着すると、超音波センサーが膀胱の膨らみ具合をリアルタイムで計測します。スマートフォンやタブレットの専用アプリと連携し、尿の量を10段階で表示。一定量に達すると、アラートを送信します。これにより、トイレに行くべきタイミングが分かり、尿失禁や尿もれを未然に防ぐことができるのです。 もっとも活用が期待されるのは、医療現場や、在宅を含む介護の現場でしょう。高齢者や障害者など、尿意を感じづらい人のトイレでの排尿をサポートし、失禁を防ぐことで、QOL(生活の質)を向上できます。自立した排尿を促すことで病人の早期回復を促したり、被介護者の尊厳を保つことにもつながります。 また、失禁によるおむつやパットの交換回数が減れば、介護者の負担を大きく軽減できます。 また、尿トラブルは、医療や介護を受けている人だけの問題ではありません。尿トラブルは、精神的なストレスとなったり、失禁を心配するあまり外出ができなくなるなど、個人の生活を制限し、社会的な孤立にもつながります。 「DFree」は、医療・介護現場を変えるとともに、活発で自立した生活を支援するソリューションなのです。 いっそう進んでいる高齢化社会が、「DFree」の事業としての将来性を大いに後押するのは間違いありません。高齢化は世界中で進んでいるので、その可能性は日本だけにとどまりません。 また現在、同社の販売サイトでは、子どものトイレトレーニングでの活用を提案しています。長時間の移動や仕事中、イベントやレジャーなど、さまざまなシーンで応用のアイデアが生まれるかもしれません。 自分や身近な人が健康なうちは気づきませんが、排せつは身近で切実な問題です。スマートなソリューションの提供は、市場の拡大が見込まれます。 DFree https://dfree.biz/ 排泄予測デバイス「DFree」の企画・開発・販売を行うトリプル・ダブリュー・ジャパン株式会社、前澤友作氏及び金融機関等から総額10億円の資金調達を実施 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000028.000019617.html

 

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