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terra°ce lab

  • 小越 建典

デザイン×デジタル×データ


イラストマップ

観光地などで手にするイラストマップ。旅や街歩きのワクワクを増してくれる良いコンテンツですよ。ただ、純粋な地図として考えると、ちょっと使いづらいのが難点。結局スマホのマップアプリを開いてしまう…という方も多いのではないでしょうか。 Strolyは、手書きを含めたイラストマップをデジタル化するサービスを提供します。スマホの位置情報をイラストマップに反映でき、ユーザーは自分の現在地を把握しながら、通常のマップアプリのように活用することもできます。 イラストマップは見どころを大きく描いたり、地形をデフォルメするなど、伝えたい情報をわかりやすく表現することに向いている媒体。そこに、マップアプリやGPSの利便性が加われば、楽しみながら正しく歩く、という実は新しい体験を提供できます。 裏側にはアクセス解析や人流がひと目でわかるヒートマップ機能も搭載するなど、データを活用した取り組みも可能。例えば、京都の祇園祭のイラストマップでは、スムーズに人が流れるよう、山や鉾の現在地を表示するとともにマップのデザインを工夫ししています。検証と更新を重ねながら、行動をコントロールする取り組みもできるのです。 現在、50以上の自治体と200以上の企業が導入し、9000枚のマップが制作されています。デザイン×デジタル×データで、観光客や通り過がりの人に周遊を促し、より地域にコミットしてもらう取り組みがさかんだと言います。ニッチな分野にみえますが、紐解いていくと、大きな可能性に気付かされる事業です。 Stroly https://stroly.com/ja

 

株式会社シーティーイーは、企業がつくる雑誌「コーポレートマガジン」を推進します。

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