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  • 小越 建典

ひょっとして農業革命?


農業革命

クールコネクト社は、農業への新規参入をワンストップで支援する「農業フランチャイズモデル Cool Connect」をリリースしました。ハウスなどを用いない露地栽培型の農業フランチャイズで、初期投資をぐっと抑えたのがユニークなところ。 農地の確保から、シェアリングによる農機具・作業場の提供に加え栽培・農家経営のサポート、さらに作物の一括買上げまで、垂直統合で支援します。一般的な新規就農の場合500万円以上の資金がかかりますが、同社の仕組みでは、初期投資がその3分の1程度で開業できます。 日本中で農家の高齢化やアトツギ不足、現に耕作放棄地の問題を一部解消しうるビジネス。土地代などのハードルは低いでしょうし、野菜をつくれる状態まで、お膳立てしてくれるのですから新規就農はぐっとやりやすくなります。 しかも、栽培や経営のサポート付きです。同社は元々、農地や農機具、人材をそろえた農業法人を、新規就農者に売却するM&Aのモデルを行っていましたが、それだけではワークせず、サポートを入れたと言います。 対象は個人、企業、どちらでもOK。「農業参入の透明性を上げ、補助金に依存しない強い農家を作る」という代表・神戸氏の信念から生まれたビジネスモデルです。 さて、みなさんはこのビジネスモデルのポイントが、どんなところにあると思いますか? やっぱり、収益性は気になりますよね。サポートは相当大変でしょうが、その分、ランニングコストを上げてしまうと、今度は就農者が儲かりません。フランチャイズはWIN-WINのモデルでなければ、基本的にはワークしませんから、難しいところです。 このモデルの妙は、農家経営を「分離」したところだと思います。農業には農家でなければできない作業と、他でも一括で引き受けられる作業があります。 種を巻いて土を耕し、野菜を収穫するのは農家の仕事。でも、梱包して出荷したり、その前に販路を整えたり、従業員を集めたり、といった仕事は、農家でなくてもできるのです。そうした周辺の仕事をまるっと請け負って、少しずつ対価を得るのが同社のモデル(例:農機具のシェアリング、人材採用時の紹介手数料など)。 これなら、フランチャイズの初期費用もライセンス費も抑えながら、新規就農者が早期に利益を残すことができそう。自然相手の農業ですから、不規則なこともあるはずですが、ぜひ今後の成長に期待したいビジネスモデルです。 https://nou-gyo.com/

 

株式会社シーティーイーは、企業がつくる雑誌「コーポレートマガジン」を推進します。

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