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terra°ce lab

小越 建典

ビッグイベントの問題に意外な解決策


駐車場シェアリング

akippaは駐車場のシェアリングサービス。自宅やマンション、事務所などのオーナーは、空いているスペースの空いている時間を、自由に駐車場として貸出すことができます。 ユーザーは、全国3万5000件以上の駐車場を利用可能。目的地に駐車場がなかったり、コインパーキングが見つからないときなど大変便利です。そもそも空きスペースの利用なので、30円/15分など格安で利用できる、ネットを活用して事前予約できる、などのメリットもあります。 個人の土地など、これまで点在していた遊休資産の情報を集約して、みんなで活用する典型的なシェアリングエコノミー。さらにakippaは、現在30のプロスポーツチームと提携して、試合会場周辺に予約できる駐車場を増やしています。 普段は静かなエリアでも、試合当日には周辺の交通量が一気に増えて、渋滞が起こったり、駐車場不足に陥ることが少なくありません。それなのに、近くの市役所やオフィスは休業で、駐車場はガラガラ…これまでは当たり前だったかもしれませんが、社会全体で見ればとんでもないロスですよね。 akippaのシステムでは、駐車場のオーナーが機械やソフトウェアを用意する必要がありません。決済はネットで行うので、現金をやり取りする人員も手間も不要。設定した日時以外は、ふつうの駐車場として使えます。 事前予約制ですから、ユーザーは何時間も前から駐車場の列に並ぶこともありません。 このビジネスのポイントは… 既存の商品を変えることなく、新しい提供価値をうみだしているところ。当初の駐車場シェアのシステムを、おそらく大きく変えずに可能な仕組みです。スポーツだけではなく、コンサートや花火大会などのイベントでも使えるアイデアであり、実際に多方面に活用が広がっています。 御社も既存顧客以外に、価値を提供できる市場はないか? いちど考えてみてはいかがでしょうか? akippaがスポーツチームとの提携30チーム目となるB1・シーホース三河と提携!ウィングアリーナ刈谷周辺の駐車場開拓を開始 〜刈谷市総合運動公園のアクセス向上を目指して〜 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000407.000016205.html

 

株式会社シーティーイーは、企業がつくる雑誌「コーポレートマガジン」を推進します。

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