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ウチの会社があのメディアに!?「調査PR」のすすめ

  • 執筆者の写真: 小越 建典
    小越 建典
  • 2月19日
  • 読了時間: 3分

更新日:3月3日



突然ですが、「どんな会社でも、低予算で、簡単に、有名メディアに取り上げられる方法」があります。


ちょっと怪しげですか? でも、お金をかけずにメディア上で認知度を上げ、営業やマーケティング、人材採用につなげている企業が、実際にあるんです。


それが「調査PR」です。


まずは下記の事例をご覧ください。




日本の家庭では食洗機の普及率が低い。


大きな理由のひとつが「スペース」。

日本の住宅の狭いキッチンでは置き場がない。


そこで、登場したのが

コンパクトタイプの「プチ食洗」。


しかし、メーカーが省スペースをいくら訴えても、

思うように売れなかった。


習慣として根付いていない食洗機は

多くの人にとって「ぜいたく品」だったのだ。


そこで、メーカーは「調査PR」を実施。


共働きの夫婦400人(男女200人ずつ)を対象に

「夫婦の家事」についての意識、実態を聞く

アンケートを行った。すると…


「夫婦で押し付け合う家事の1位が食器洗い」


という事実が判明した。


この調査結果をプレスリリースで発信すると、

ネットメディアから話題に火が付き、

多くのマスメディアもニュースとして取り上げた。


メーカーは単なる省スペースだけでなく、

「夫婦・家族が円満になるしあわせ家電」として

食洗機を売り出し、ヒットさせた。



メディアは「企業の商品は無視するけれど、夫婦喧嘩のなくし方には興味がある」ということ。御社の宣伝ではなく、御社発で世相を表すニュースをつくればいいんです。


必要なのは、アンケート調査とプレスリリースの発信だけ。それで、「自社製」のニュースを拡散することができます。


アンケート調査は、モニター付のネットサービスを使えば、1万円から実施でき、1週間もあれば回答が集まります。プレスリリースは、配信サイトの「PRTIMES」に3万円で載せられますし、自前でメディアリストを作ればタダでも送れます。


つまり、最低1万円、現実的には5万円くらいからのコストで、1回の「調査PR」ができるわけです。そして、ネタさえ良ければ、複数のネットメディアが高い確率で取り上げてくれます。


特に中小企業は、絶対に活用するべき施策だと思っています。こんな会社が、実践して有名メディアに紹介されています。


[Yahooニュース]出社は必要? それとも無駄?「したい派」と「したくない派」の本音【Job総研調べ】https://news.yahoo.co.jp/articles/78a2bac9d85d0474d2ce46c671136d92746663f1
[FNNプライムニュース]「子供の頃より好奇心減った」53.0% 子供から大人に成長し変化 最も好奇心が刺激されるのは「新情報に触れたとき」https://www.fnn.jp/articles/-/830578
CanCan.jp]専業主婦の5人に1人が浮気経験アリ。浮気してしまった理由TOP5は…
【リアルエピソード付き】
https://cancam.jp/archives/1573586

広告枠を買うわけではないので、掲載は保証されていません。筆者の個人的な体感では、「ちゃんと企画すれば、3〜5割の確率で『Yahooニュース』に掲載される」といったイメージ。それでも、広告出稿することを考えれば、かなり効率よく露出ができます。


掲載実績をホームページに掲載したり、営業や採用向けの資料で紹介したり、二次的な利用ができるのも大きなメリットです。


みなさんもぜひチャレンジしてみてください。




株式会社シーティーイーは、企業がつくる雑誌「コーポレートマガジン」を推進します。

詳しくはこちらまで。

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