情報収集のヒント:展示会で見つけた「新しい価値」と『BeforeAfterCV』の可能性
- 近藤 浩司
- 7月30日
- 読了時間: 4分
みなさんは普段、ビジネスに役立つ情報をどうやって集めていますか?
私たちcte.は7月から56期目を迎え、来年1月には創業55周年!この節目に、自社開発のPDF比較・検版ソフト『BeforeAfterCV』を、これまでの印刷・制作業界だけでなく、もっと多くの業界の方々に届けたいと考えています。
今回の「てらすラボ」では、『BeforeAfterCV』の魅力と、先日参加した展示会「ものづくりワールド[東京]」で感じた新たな可能性について、プロダクトソリューション本部の近藤がお話しします。
現場で役立つ!『BeforeAfterCV』ってどんなソフト?
「『BeforeAfterCV』って何?」と初めて聞いた方もいるかもしれませんね。一言でいうと、「赤字外変化を見逃さない」をコンセプトに開発した、PDF比較検査ソフトです。
2012年に、自社の品質向上と業務効率化のために開発し、社内で効果を実証してから製品化しました。修正前後のPDFを自動で解析し、変更箇所を強調表示してくれるのが主な機能です。TIFFやJPEGといった画像ファイルにも対応しています。
さらに、AI(Computer Vision)技術を搭載しているので、新旧サイズ違いの比較や台形補正も可能。紙からスキャンしたPDFデータとも比較できちゃいます。Windows・Mac両対応で、大量のファイルも高速で処理できるので、目視でのチェック時間を大幅に短縮し、品質向上と効率化に大きく貢献します。
「百聞は一見に如かず」!文字だけではイメージしにくいという方のために、8月31日まで全機能が試せる評価版をご用意しています。ぜひ一度お試しください!
「ものづくりワールド」で見えた『BeforeAfterCV』の新境地
これまでの『BeforeAfterCV』は、印刷会社やデザイン制作会社の方々にご利用いただくことがほとんどでした。でも、新たな成長のためには、もっと幅広い業界への展開が必要です。
そこで先日、製造業向けの展示会「ものづくりワールド[東京]」へ行ってきました!ウェブでは得られない、現場の空気や最新のトレンドを肌で感じられる貴重な機会でしたね。
特に注目したのは、「図面管理・共有・バージョン管理システム」のコーナーです。多くの来場者が関心を持っていて、図面管理の効率化や属人化の解消に繋がるソリューションが多数展示されていました。
例えば、こんなシステムがありました。
AIで図面情報を自動抽出・登録するシステム
類似図面検索や図面比較機能を持つ管理ツール
図面バージョン管理ソリューション
スキャン図面を自動で登録・検索できるクラウドサービス
これってまさに…「○○業界でも売れる!」のヒント
これらのシステムを見ていて、ピンときました。「製造業の図面管理の課題は、『BeforeAfterCV』のPDF比較・差分検出機能で解決できる部分がたくさんある!」と。
例えば、設計変更時の図面比較や、古い図面と新しい図面の差分チェック、複数部署での図面共有時のバージョン管理など、『BeforeAfterCV』が持つ強みがそのまま活かせる場面が多いんです。特に、建設業界や機械設計業界など、精密な図面を扱う業界では、私たちのソリューションが業務効率化と品質向上に大きく貢献できると確信しました。
情報収集から生まれる「新たな価値」
今回の展示会で改めて感じたのは、情報収集の重要性、そしてそこから生まれる新たなビジネスの可能性です。ウェブでの情報収集ももちろん大切ですが、実際に足を運び、現場の空気に触れ、直接対話する中で得られる「生の情報」は、事業戦略を練る上でかけがえのない財産になります。
『BeforeAfterCV』を通じて、これまでの技術を異なる業界の皆さんにも役立てていただけるよう、積極的に挑戦を続けていきます。情報があふれる現代だからこそ、いかに効率的で質の高い情報を手に入れ、それを製品・サービスの改善や新たな価値創造に繋げていくかが、ビジネス成長の鍵となるでしょう。
『BeforeAfterCV』が、皆さんの情報活用の強力なパートナーとなれるよう、これからも進化を続けてまいりますので、今後の「てらすラボ」にもぜひご期待ください!
株式会社シーティーイーは、企業がつくる雑誌「コーポレートマガジン」を推進します。
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